2018年8月17日
特許権の「爆弾(リスク)」

1.他社の模倣を防止できない
特許権利化を軽視すると自社の創作内容を他社が模倣することを防止できないリスクが挙げられます。最悪の場合、他社が先に特許権を取得してしまうと、競合他社から特許権を侵害していると指摘されるケースも考えられます。特許出願は「早い者勝ち」です。試作品を作り性能を検証してから出願がベストですが、アイデアの技術的特徴を具体的に説明できるのであれば、アイデアの時点で出願するという意識を持つべきなのです。

2.他社の特許を侵害していませんか?
「この技術は我社が独自に考えた。だから他社の特許を侵害していることなどない。」さて、この前記文章は正しい解釈でしょうか?
特許権侵害は、故意・過失が要件となっていません。したがって、他社の特許の存在を全く知らなかったとしても、自社の商品が他社の特許の技術を使用している場合、特許権侵害行為に該当してしまうのです。特許を侵害しないよう、他社の知財情報を積極的に収集しましょう。

3.他社の特許権を侵害してしまった!
自社の事業が他社の特許権を侵害してしまう場合、自社の製品販売等が継続してできなくなるリスクを伴います。このようなリスクに対応するには、他社との交渉や訴訟手続きを行うことになり、紛争を解決に必要な費用が発生します。中小企業にとって「侵害のリスク」は想定外となりやすく、企業の存亡にも関わってきます。

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