2014年5月5日
たまごっち

一昔前「たまごっち」が大ヒットしましたよね!

ヒット商品と同じ(または類似)ものが他人に作られ、
自分のヒット商品の売上等に影響が出てくると困りますよね。

真似されて困る場合、文句を言いたいのであれば、
保護価値があり、さらに権利化しておく必要があります。

「たまごっち」は、りっぱな創作物ですので知的財産と呼ぶことができます。

これは、究極のオモチャでしょう!

人は「オモチャで遊ぶ」という概念から脱し、
「オモチャに奉仕する」ことで喜びを感じるのですから・・・

では、知的財産権法を当てはめ、「たまごっち」の保護の可能性を考えてみましょう。

1)「たまごっち」の特許権
ソフトウエアプログラムの内容によっては、特許権として保護される可能性があります。

2)「たまごっち」のIC回路保護
回路配置に創作的工夫がなされている場合、半導体チップ保護法で保護を求めることができます。

3)「たまごっち」の意匠権
ボディのデザイン形状が特徴的である場合、意匠登録すると意匠権として保護されます。

4)「たまごっち」の商品名と商標権
「たまごっち」のネーミングが商標登録されれば、商標権として保護されます。
また、特異な形状である場合、立体商標として登録される可能性もあります。
立体商標として登録されると商標でありながら形状としても保護されます。

5)「たまごっち」の著作権(著作権は登録せずに著作権が発生します)
仕様書、プログラム、画面表示は著作権法で保護される著作物になります。

以上のように、ヒット商品は開発過程で知的創作活動がなされますので、
どの部分をどの法律で保護されるかを見極めることが大切です。

問題が生じてから、あわてて登録しようとしても、
もはや手遅れで時すでに遅しということもよくあります。

創作した時点で速やかに手続きをとり権利化を目指すことです。

このように、各法律の棲み分けを考慮した対策が重要でしょう。

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